
🏐ママさんバレーボール復帰までの6か月奮闘記

🏐ママさんバレーボール復帰までの6か月奮闘記
目次
「もうバレーは無理かもしれません…」そう話していた患者様が試合復帰するまで
「先生、もうバレーは無理かもしれません…」
初めて来院された時、患者様はそう話されました。
私は今でもその時の表情を覚えています。
怒っているわけでもない。
泣いているわけでもない。
でもどこか諦めたような表情でした。
話を聞くと、半年前のママさんバレーボール中に膝を痛めたとのことでした。
最初はそのうち良くなると思っていたそうです。
しかし良くならない。
膝をかばう。
腰が痛くなる。
さらに動けなくなる。
そんな状態が続いていました。
病院にも通った。
整骨院にも通った。
言われたストレッチもやった。
湿布も貼った。
それでも変わらなかった。
気付けば半年。
バレーボールはもちろん、日常生活にも支障が出ていました。
歩くのがつらい。
階段が怖い。
買い物も大変。
立ち上がる時も痛い。
好きなバレーボールどころか、普通の生活まで楽しめなくなっていました。
そんな話を聞いている時、患者様が何気なく言いました。
「練習はたまに見に行ってたんですけどね」
その一言が妙に印象に残っています。
行きたいから行く。
でもプレーはできない。
仲間はコートの中。
自分は外から見ているだけ。
好きだからこそ辛い。
私はそう感じました。
そんな時に紹介してくれたのが、当院受付スタッフの吉田でした。
実は患者様と吉田は同じママさんバレーボールチーム。
「一度あずさに行ってみたら?」
その言葉を信じて来院してくださいました。
初回検査|膝だけの問題ではありませんでした
検査をしてすぐに感じたことがありました。
これは膝だけの問題ではない。
もちろん膝は痛い。
しかし膝だけを施術しても改善は難しい。
膝をかばい続けた結果、股関節の動きが悪くなり、骨盤のバランスも崩れていました。
さらに身体全体が痛みを避ける動きになり、腰にも大きな負担がかかっていました。
当院では身体を
- 筋肉
- 筋膜
- 関節
- 自律神経
- 神経
- 生活習慣
の6方向から評価しています。
今回の患者様は特に筋膜と関節の問題が大きく、さらに長期間かばい続けたことで身体の使い方そのものが変わっていました。
まずは整体を中心に施術を開始しました。
正直、この時点で簡単な症例ではないと思っていました。
1か月目|「このまま治るのか?」正直、私も焦っていました
施術後は良いんです。
歩きやすくなる。
膝も軽くなる。
でも次回来院時には戻っている。
また痛い。
また同じ状態。
患者様は来院するたびに、
「少し良くなっています」
と言ってくださいます。
でも私は違いました。
正直焦っていました。
患者様は頑張って通ってくれている。
でも結果が追いついていない。
私の中では全然合格点ではありませんでした。
だって目標は歩けることじゃない。
バレーボールなんです。
コートに戻ることなんです。
このまま本当に復帰できるのか。
もっと良い方法があるんじゃないか。
毎回カルテを見ながら考えていました。
開業19年目。
治療歴28年。
施術実績60,000回以上。
それでも悩む時は悩みます。
患者様が本気だからです。
「絶対にコートへ戻してあげたい」
そう思えば思うほど焦りもありました。
だから私は決めました。
このまま同じことを続けるのはやめよう。
もっと身体を細かく見直そう。
患者様が諦めていない以上、私も諦めるわけにはいきませんでした。
2か月目|施術方針を変える決断
整体中心だった施術を筋膜リリース中心へ変更しました。
筋膜の滑走不全を改善しながら、膝だけでなく股関節や骨盤の動きも整えていきました。
すると少しずつ身体が変わり始めます。
歩幅が広がる。
膝が曲がる。
歩き方が変わる。
患者様の表情も少しずつ明るくなってきました。
私は少しホッとしていました。
やっと前に進み始めた。
そんな感覚でした。
3か月目|患者様の一言にハッとしました
日常生活はかなり楽になっていました。
買い物もできる。
家事もできる。
歩くことへの不安も減っていました。
そんなある日。
患者様が何気なく言いました。
「先生、普通に買い物できるって幸せですね」
私はその言葉が忘れられません。
私はバレーボール復帰ばかり考えていました。
でも患者様はまず普通の生活を取り戻したかったんです。
健康な時には当たり前だったこと。
でも痛みがある人にとっては当たり前じゃない。
半年以上、その当たり前を失っていたんです。
その言葉を聞いて改めて感じました。
痛みがあるというのは本当に辛いことなんだと。
でも私は続けて言いました。
「まだ終わりじゃないですよ」
患者様も笑いながら、
「ですよね(笑)」
と。
だって目標は歩くことじゃない。
バレーボールなんです。
4か月目|整体からトレーニングへ
日常生活は改善していました。
でもバレーボールは別です。
ジャンプ。
着地。
方向転換。
ダッシュ。
膝にかかる負担は日常生活とは比べものになりません。
そこで私は提案しました。
「ここからは筋力をつけましょう」
整体だけでは足りない。
身体を支える筋力が必要です。
患者様は迷わず、
「やります」
と答えてくださいました。
私はその返事が嬉しかった。
まだ諦めていない。
本気で戻りたい。
その気持ちが伝わってきたからです。
トレーニングでは股関節、体幹、お尻、太ももを中心に強化していきました。
最初は大変だったと思います。
でも患者様は本当に頑張りました。
その姿を見ていて、
「この人なら戻れる」
そう確信していました。
5か月目|その一言が嬉しかった
来院されるなり患者様が言いました。
「先生、昨日久しぶりに練習行ってきました」
私はその一言を聞いてホッとしました。
正直、この症例は簡単ではありませんでした。
途中、本当に戻れるのか不安な時もありました。
だからその一言が嬉しかったんです。
練習に行ける。
仲間と同じコートに立てる。
それは患者様にとって大きな一歩でした。
私は治療家ですが、この頃になると少し親のような気持ちになっていました。
嬉しい。
でも無理してほしくない。
そんな複雑な気持ちでした。
6か月目|試合復帰
そしてある日。
患者様が来院してすぐに言いました。
「先生、試合出てきました」
すごく普通の言い方だったんです。
でも私はその言葉が妙に嬉しかった。
初回来院の日は、
「もうバレーは無理かもしれません」
そう話していた方です。
歩くのもつらかった。
階段も怖かった。
買い物も大変だった。
その患者様が今は当たり前のように試合の話をしている。
私はその姿を見て思いました。
良かったな。
本当に良かったな。
膝が良くなったことも嬉しい。
腰痛が改善したことも嬉しい。
でも一番嬉しかったのは、患者様がまた好きなことを楽しめるようになったことでした。
現在は月1回のメンテナンスとして整体と鍼灸を継続されています。
私たちが本当に目指していること
私はいつも思っています。
痛みを取ることがゴールではありません。
その先にある人生を取り戻すことがゴールです。
旅行へ行きたい。
孫と遊びたい。
仕事を頑張りたい。
趣味を楽しみたい。
スポーツに復帰したい。
今回の患者様にとって、それがバレーボールでした。
だから膝が良くなったことよりも、コートへ戻れたことの方が何倍も嬉しかったのです。
もし今、
「もう無理かもしれない」
そう思っている方がいましたら、一度ご相談ください。
私たちは痛みだけではなく、その先の人生を見ています。
竹ノ塚で腰痛といえばあずさ。
開業19年目|治療歴28年|施術実績60,000回以上
あずさ整体院・鍼灸整骨院は、あなたの「好きなことができる人生」を全力で応援します。
