鍼灸施術

　あずさ整体院では、鍼灸師、あん摩マッサージ師の国家資格者による鍼灸施術も行っております。
実費治療として、整体施術と一緒に、症状が強く出ている場合や頑固さから、鍼灸施術をご提案させていただいています。

　痛みが殆どないとはいえ、身体に鍼を刺すわけですので、効果だけを謳い、勘違いしてしまわぬよう、リスクも利点も誤解のないように、わかりやすくお伝えしています。

当院の鍼施術は、神経の興奮状態を鎮める目的で使用します。

　痛みや症状に晒され続けた神経は、腫れ、炎症、興奮状態にあります。痛みを強く感じたり、広がりを感じてしまうのは、まさにこの神経が影響していると考えられます。

　症状を感じる患部と関係する筋肉に、直接、ハリを打つことで、筋肉に直接刺激を与え、刺激による血行を改善、筋肉細胞が本来の状態を取り戻すため筋肉から緊張を取る効果が期待できます。

　痛みや症状に関係する機能を改善することで、治癒力を高める。東洋医学的な考え方からのアプローチによる施術療法です。
　内臓機能の改善等、足、腕のツボ（経絡）へ打つこともあります。

　当院では、症状確認の際に、患部の確認のほかに脈の確認による内臓機能のチェックも行っています。（※都度、脈を診つつ、鍼を打つこともあります。）
　痛みの出ている患部の状態と、身体の状態の２つをチェックし、筋肉骨格のアプローチと自然治癒促進のアプローチの両方の改善方法を見立ててゆきます。

　一部に温灸を用いる場合があります。温度による経絡の刺激によって、血管の膨張による血行促進、リラックス効果などの活性化させる効果があります。ツボ（経絡）に用いることで様々な効果を得ることが可能です。
　温灸を用いる場合は、同時に鍼施術も平行して施術する事が多く、身体の状態によっては、お灸を使わない場合もあります。

　固くなった筋肉に打つ場合や、ツボ（経絡）に打つ場合の大きく２つのアプローチの違いでハリを打ちます。
　極細のため強い痛みはありませんが、「ズンツ」と響くような感覚を感じることはあります。
　筋肉に打つ場合は、痛みや症状を抑えるために打つことが多く本数は多め、お腹や手、足のツボに打つ場合は、血行促進や内臓機能の活性化などを目的に打つことが多く、本数は少なめになる傾向があります。